【劇団イナダ組】

1988年、イナダが札幌にてプロデュース公演のカタチで演劇活動を開始。

1992年、『劇団イナダ組』旗揚げ。
初期・中期は、恋愛・結婚、自立などをテーマとし、学生やOLなどの女性層からも多くの支持を集めた。
「TEAM NACS」の森崎博之・戸次重幸・大泉洋・音尾琢真が在籍していたことも話題となり、2000年の公演では約1万人の動員を達成する。

2005年からは、活動の範囲を北海道内全域に広げ、地方公演を精力的に行いつつも、2006年には福岡にて初の道外公演、2008年には東京劇団フェス（新宿シアターアップル）にも参加。グランプリを獲得。大阪・仙台・名古屋を廻るツアーも行い、全国的な人気を得る。
2011年、20周年を記念して、東京紀伊國屋サザンシアターで公演を行い、地方劇団としては異例の2000人動員を記録した。

2013年、所属する役者を抱えずに自由なキャスティングでイナダが作・演出を行うスタイルに一新。HTB「水曜どうでしょう」のディレクターである藤村忠寿・嬉野雅道や、ダンスボーカルユニット「EverZOne」を役者として起用。多方面から話題を集める。

各種学校や自治体での演劇指導、公共機関とコラボした公演など幅広い活動を通じ、今も尚、北海道の演劇シーンを牽引している。